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誰も成し遂げたことがないことを、誰かができるか どうかを測るには、どうすれば良いのか。人間の能 力に対する考え方を、一変させるようなことが実現 可能なのか。
NIKEのサイエンスチームは、2時間の壁に挑むマラソ ンランナーを選出するにあたり、まずはじめにそう した問いに答えなければならなかった。生理学、ラ ンニング、運動能力における優秀な頭脳を集め、科 学チームは試験一式を開発。ただ世界最速ランナー になるだけでなく、その先の速さ、2時間の壁を超 える可能性を秘めたランナーの選出に乗り出した。
全試験が終了し、2時間の壁を破る可能性を秘めたラ ンナーとして、3名が選出された。レリサ・デシサ (エチオピア)、エリウド・キプチョゲ(ケニア) 、ゼルセナイ・タデッセ(エリトリア)。3つの異な る国、3つの異なるストーリー。それらがひとつに なり、42.195kmを最速で走り切る方法を探る。

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エリウド・キプチョゲ ケニア、レース当日35歳 最終タイム:2時間0分25 エリウドは、男子マラソンのオリンピックチャンピオ ン(Breaking2挑戦時)。8つのマラソン大会に出場 し、7回優勝。地球上で最強のマラソンランナーと 評された人物である。自己ベストは、2016年の ロンドンマラソンでマークした2時間3分5秒。 これは歴代3位の速さだ。

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ゼルセナイ・タデッセ エリトリア(34歳) レースタイム:2時間6分51秒 ゼルセナイはオリンピックに4回出場、世界ハーフマラ ソン選手権で5回優勝。男子ハーフマラソンの世界保持 者であり、タイムは58分23秒だ。ゼルセナイのランニ ングキャリアは「代替案」として始まった。 10代の頃は競輪選手を目指していたが、ランナー として地元でスカウトされ、陸上競技に転向した。

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レリサ・デシサ エチオピア(27歳) レースタイム:2時間14分10秒 3名の中で最年少のランナー。 レリサは2013年のドバイマラソンにおいて、2時間 4分45秒という好タイムでマラソンデビューを飾った。 その後、ボストンマラソンで2回優勝(2013年、2015 年)、ハーフマラソンの自己ベストは59分30秒。